資生堂がiPS細胞を使った発毛研究に乗り出した件

ちょっとしたニュースになっていたのですが、以前から期待されていたiPS細胞を用いた発毛へのイノベーションですが、ついに発毛の研究開発に資生堂が着手したらしいです。

「髪フサフサ再び　資生堂、再生医療で商機探る」というタイトルで記事になっていました。

日経新聞より

出典：http://s.nikkei.com/1u2r1kw

 

これまでの植毛技術では、自身の後頭部から毛を取り、脱毛部分に移植する自毛植毛が最先端のスキルとなっていました。でも、フィナステリドやミノキシジルと比較しても、何十倍という高額な費用が植毛にはかかってしまいます。

実際に、AGAクリニックなどでの自毛植毛では、1000本の自毛植毛の移植で数十万〜１００万とかの高額な費用がかかります。しかも定着の確実性は１００％ではありません＾＾；

AGAですでにかなり悩んでいる人の場合は、1000本程度の自毛植毛では済まないことがほとんどで、3,000〜4,000本の植毛が必要になることも多いようです。

 

というわけで、自毛植毛はかなりの高額であり、発毛効果の確実性も完璧ではないのですが、現状だとiPS細胞から作る髪の毛１本の費用は１００万円程度するらしいです（笑）

ただ、研究が進めば、これまでの力技での自毛植毛よりもiPS植毛の費用は明らかに格安になる時代が来ると思います。（できれば数年で実現して欲しいですけどね。１本１円くらいに。笑）

 

資生堂は、2018年（４年後）を見据えて一般的な自毛植毛と同レベルまで普及させることを目指しているようです。

こういった世界中の人が喜びそうな発毛の研究って、今流行のクラウドファンディングとかで資金調達できないのでしょうかね？もの凄い額が集まりそうな気がするんですけど。。。

ちなみに、iPS細胞を利用した発毛技術が確立したら、白髪も生えないようにできそうですよね。

 

最後に資生堂の株価もチェックしてみたんですが、別に期待が反映されている感じではないですね？（数十円最近上がってはいますが）

もしかしたら、すでに織り込み済みなのかもしれませんが、もしかしてもの凄い期待感を持っているのは僕だけなのでしょうか（笑）

資生堂の株を買って、その利益でiPSの植毛代になったら嬉しすぎるのですが、どうせそううまくはいかないんでしょうね＾＾；

 

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