チャンピックスで保険適用を受けるための４つの条件！

健康保険で禁煙治療を受ける為の4つの条件

一昔前まで禁煙に欠かせないのは強い意思だと言われていましたが、今は健康保険を使って禁煙治療を受けることができる時代です。意思力に自信がなくても、薬の力で自然に喫煙欲を抑えることが可能です。

ここでは医療機関の禁煙治療に関心をお持ちの方の為に、チャンピックスの保険適用、保険外、二回目の費用や未成年は治療可能かどうか･･･等など、詳しい情報をお伝えしたいと思います。

病院で処方される代表的な飲み薬、チャンピックスを使った禁煙治療に保険を使って取り組む場合、4つの条件をクリアしなければなりません。

①1ヶ月以内に禁煙を始める気持ちがあること

「いつかは止めたい」ではなく、“1ヶ月以内に”やめる意思があることが条件になります。気持ちが定まってから受診しましょう。

②文書による同意

禁煙治療を受けることに文書で同意することが2つ目の条件になります。

③テストで5点以上の結果を取る

その他ニコチン依存症診断テストで5点以上取ることも必要な条件となります。

④1日平均本数×喫煙年数＞200

1日の平均喫煙本数にこれまでの喫煙年数をかけた数字が200以上になること･･･と言う2つの条件も合わせ、合計4つの条件がチェックされます。

引っかかりやすいのは喫煙本数と喫煙年数の合計テストかも知れません。1日1箱分の20本を毎日吸っていても、喫煙年数が9年間だと数字が180になってしまい、200には届きません。

数字がたった20足りないだけでも自費診療扱いになりますから、多少多めに申告することも検討しておいた方が良いかも知れません。

1回挫折すると1年間自費診療に！！

また、過去何度も禁煙に挑戦しては挫折を繰り返しているヘビースモーカーも少なくない筈ですが、禁煙外来の禁煙治療を受ける時は注意が必要です。

健康保険を使って禁煙治療を受けた後挫折してしまうと、初回診察日から1年間は自費診療扱いになってしまいます。費用を安く抑える為にも、1回の挑戦で確実に成功するよう決意を固めて下さい。

健康保険が適用されれば2万円しないチャンピックス代も、自己負担額は6万円以上します。

保険が使えるようになるまで1年間ほとぼりが冷めるまで吸い続けよう、なんて考える方もいらっしゃるかも知れませんが、喫煙年数が長ければ長いほどニコチン依存もきつくなるので要注意です。

ちなみに、日本の法律では成人しか喫煙行為が認められていませんから、当然未成年が健康保険を使って治療を受けることはできません。自費診療なら対応してくれるクリニックは多いので、相談してみて下さい。

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