湯シャンで頭の嫌な臭いが改善するって本当？

同僚がなぜか自分の近くに寄ってこない･･･と気になっていませんか？　もしかすると頭皮の臭いがきついせいで、周りの人から距離を置かれているのかも知れません。

もわっとした頭皮の臭いは、洗いたてのシャンプーの香りと対極ですよね。体臭のアンケート結果でも頭の臭いは足や脇に続いて「臭いが気になるパーツ」ランキング上位に食い込んでいます。

「確かに臭うかも･･･」と慌ててシャンプーを替えても無駄です。洗っていても改善しない頭皮の臭いは、シャンプーそのものが原因になっているケースが大半です。何日も洗わずに不潔な状態にするのは論外ですが、髪を洗い過ぎてしまうと余計臭いがきつくなる傾向があります。

湯シャンで臭いが消えた、と喜びの報告が絶えないのは、お湯だけで汚れを落とすことで皮脂と常在菌のバランスが戻るからです。

「毛穴までスッキリ」が臭いの原因に

髪を洗い過ぎていることが原因で頭皮の臭いがきつくなっているなら、湯シャンで臭いを改善することができます。洗髪の目的は、髪と頭皮の汚れを取ることです。

けれど頭皮の皮脂を根こそぎ取り除いてしまうと、逆に頭皮が汚れやすくなってしまうことはご存じでしょうか。

皮脂を徹底的に除去してしまうと、足りないものを補おうとする身体の自然な反応が起こり、皮脂腺がフル稼働します。その結果、髪を洗っているのにいつもギトギトして臭いやすくなるわけです。

湯シャンで臭いが出る時の見直しポイント

湯シャンのルールを守って洗っているのに翌日臭うようなら、乾かし方と寝具を見直してみて下さい。髪は根元までしっかり乾かさないと、カビや雑菌が繁殖します。毎晩生乾きのまま寝る上、枕カバーを半年に1回しか取り替えないケースも･･･。

せっかく髪を洗っても汚れた枕カバーのせいで、翌朝には髪も頭皮も汚れ切ってしまいます。部屋干しした雑菌だらけの洗濯物のような、不快臭は避けられません。もし同僚の頭が雑巾臭かったら、できるだけ近づきたくないと感じるのが自然な反応です。避けられてしまうのも無理はありません。

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