湯シャンにすればフケは出なくなる？？いえ、フケは出ます！

湯シャンでフケが出なくなったケースもあれば、湯シャンを始めてフケが増えてしまったケースも報告されています。

フケでお悩みの方のために、湯シャンでフケを止める方法、フケが出ない湯シャンの方法をご紹介しましょう。

フケが出る原因は1つではありません。乾性フケと脂性フケの2種類のフケがありますが、湯シャンが効くのは乾性フケです。

脂性フケの原因はマラセチア菌なので、専用の真菌シャンプーで洗って頭皮環境を整えない限り自然に治りません。

一方、頭皮が乾き過ぎているせいでフケが出ているタイプなら、普通のシャンプーを使う洗髪法から湯シャンに切り替えるだけで、フケに悩まされなくなります。

シャンプーは洗浄力が強いため、頭皮に必要な皮脂まで奪い取ってしまいます。皮脂が過剰分泌されると毛穴詰まりを起こしてフケ、抜け毛の原因になります。

湯シャンでフケが出る２つの理由

湯シャンでフケが出る理由は２つ考えられます。1つは乾性フケではなく、脂性フケが原因になっている場合です。

湯シャンが効くのは乾性フケです。脂性フケは抗真菌シャンプーでマラセチア菌を退治しない限り、改善しません。

もし脂漏性皮膚炎のせいでフケが出ているなら、皮膚科でニゾラールローションを処方して貰うのがフケ対策の近道です。

皮膚科でもニゾラールローションと抗真菌シャンプーの併用を勧められるかも知れませんが、とにかく抗真菌作用のある成分でマラセチア菌を一掃することが先決です。

湯シャン以外のフケ対策

乾性フケなら湯シャンでフケが止まるはずですが「お湯だけで洗髪しているのにまだフケが出る」と困っている方もいらっしゃるようです。

乾性フケなのに湯シャンでフケが出るなら、お湯に解決のヒントが隠されているかも知れません。

熱過ぎるお湯を頭にかけていませんか？　高温のお湯だと頭皮に必要な分の皮脂まで洗い流されてしまいます。

お湯の温度が原因だった場合、お湯ではなく水で髪を洗うようにしてからフケが出なくなったケースも報告されています。

肌が弱い方なら、水道水の塩素にかぶれ乾燥が激しくなりフケの増加に繋がっている可能性もあります。

塩素を取り除くシャワーヘッドに替えてみて下さい。洗髪後、湯冷ましやミネラルウォーターを頭に振りかけて頭皮の塩素を洗い流す方法も効果的です。

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