フェレットの抜け毛が激しくて毛生え薬を使いたい

フェレットの毛生え薬は動物病院で処方して貰えますが、毛の生え変わりの時期に大量に毛が抜けるのは自然現象なので心配することはありません。

一般的にはフェレットは春と秋に毛が生え変わるサイクルらしいです。僕の友人もペットでフェレットを飼っていますが、抜け毛が酷いと聞いた事があります。

生え変わりの時期は皮膚が敏感になって真っ赤になることもあるので、何か病的な脱毛ではないかと心配して動物病院を受診する飼い主さんも少なくありません。

また、この生え変わりサイクルが何らかの理由で部分的に上手くいかず、毛が全体的に生え変わっても一部分薄毛状態になることもあります。

フェレットも禿げる？

特に薄毛状態になりやすいのは尻尾の部分で、毛穴に皮脂が詰まり換毛に失敗することでハゲてしまうようです。

フェレットは全身フサフサした毛に覆われた小動物ですから、尻尾だけ剥き出しになっていると大変目立ちます。

貧相な印象になってしまいますが、この場合も特に治療は必要なく次の生え変わりを待つしかありません。

脱毛症の場合は要注意！

ただしフェレットの脱毛で心配なのは、副腎関係の病気を発症している場合です。

フェレットは病気になりやすい生き物ですが、特に発生頻度の高い疾患が副腎腫瘍です。

副腎腫瘍を羅患したフェレットの9割に、脱毛が起こります。皮膚疾患で毛が抜ける可能性もありますが、フェレットに詳しいドクターなら真っ先に副腎腫瘍を疑います。

ペットの病院に連れていこう

もし病院でフェレットの毛生え薬を処方された場合、なぜ毛が抜けているのか理由を教えて貰った上で薬の特徴を詳しく聞いて下さい。

大半の脱毛に薬は必要ありませんし、肝臓に負担をかけない為にもあまり薬剤投与はしない方がベターです。

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