薄毛治療に使うデュタステリドには即効性があるの？

育毛治療のために使用する場合のデュタステリドには即効性を期待することはできません。

「西洋医学に基づく薬剤は副作用リスクを伴う分、即効性を発揮するのが魅力では？？」と疑問に感じるかも知れません。

確かに薬剤は副作用と言うデメリットを伴いますが、即効性に優れている点がメリットです。

ただし、デュタステリドはそもそも薄毛の治療薬としては日本でもアメリカでもまだ正式に認可されていません。（今現在はザガーロというデュタステリドが日本で処方されることが認可されています。）

あくまでも前立腺肥大症の治療薬の副産物として、抜け毛改善効果が認められ、現時点では研究段階にあります。

従って、薄毛に対して即効性が得られなくてもそこまで不思議なことではありません。

プロペシア同様に直ぐには効かない！？

また、正式に認可されているプロペシアもミノキシジルも即効性はありません。

初期脱毛と言って服用、塗布直後に髪がはらはらと抜け始め、それから効く人は効く、効かない人は効かないことが分かるまでに半年近くかかるでしょう。

もちろんその間服用、塗布を継続しなければ合う、合わないの結果も分かりません。

それでも体質を根本的に改善するところからアプローチする漢方薬よりは、はるかに即効性に優れているとの見方もできます。

デュタステリドにしてもプロペシアにしても、使い始めて3ヶ月目で効果が全く現れないことも珍しくありません。

長い、長過ぎるとイライラしてしまうかも知れませんが、何年間継続してもうんともすんとも言わない育毛剤、発毛剤に比べれば、半年後には確実に何らかの反応が得られると見込める分、トライする価値は十分にあるとも考えることができます。

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